防衛装備庁(ATLA)が進める「レールガン(電磁砲)」開発について、2026年1月時点の最新動向を、公開情報ベースで整理します。
防衛装備庁が「洋上射撃試験」の新映像を公開
防衛装備庁は2026年1月16日、レールガンの洋上射撃試験の新たな映像を公開したと報じられています。映像には、海上自衛隊の**試験艦「あすか」**に搭載した試作レールガンから、標的船に向けて射撃する様子が含まれるとされています。
報道では、射角を変えた発射シーンやハイスピードカメラ映像、標的船への射撃場面などが紹介されています。
「試験艦あすか」搭載で、標的船への射撃実証を継続
防衛装備庁の技術シンポジウム関連資料(公開PDF)では、洋上試験用に改修したシステムを試験艦「あすか」へ搭載し、現段階で“標的船への射撃実証”を行い被弾状況を確認することが目的として示されています。
同資料では、研究対象(40mm級)や規模感(全長・質量、コンデンサバンク等)に加え、初速2,300m/s以上、レール耐久性200発以上といった達成項目も記載されています。
技術シンポジウム2025で「進捗」も公表済み
この映像公開は、**「防衛装備庁 技術シンポジウム2025」**で報告された研究成果に基づくものだと報じられています。
シンポジウムのレポートでは、レールガン(電磁加速システム)が、火薬ではなく電気エネルギーで弾丸を射出する仕組みで、高威力・長射程が期待されることなどが解説されています。
また、シンポジウム関連記事として、2025年6〜7月に実施した洋上射撃試験の内容に触れた報道も出ています。
レールガンは何が期待されているのか(公開情報の範囲)
公開資料・報道で繰り返し言及されるのは、「将来の脅威への対処に資する可能性」です。
一方で、現段階はあくまで研究・試験・評価のフェーズであり、配備時期などの断定はできません(公式に明示されていないため)。
今後の注目点(追うべき情報)
今後チェックしておきたいのは次のあたりです。
- 次回の技術シンポジウム等での試験データ更新(命中精度、連続射撃、耐久性など)
- 搭載・運用を想定した環境での検証(艦上運用の実際に近い条件)
- 防衛装備庁が公開する資料(PDF)や公式発信の追加
特に、防衛装備庁の公開PDFは数値・目的が比較的明確なので、続報が出た際に「何が更新されたか」を追いやすいです。
まとめ
- 防衛装備庁がレールガンの洋上射撃試験映像を公開(2026年1月報道)。
- 試験艦「あすか」搭載で、標的船への射撃実証などを行っていることが公開資料から確認できる。
- 技術シンポジウム2025で進捗が示され、関連資料・報道が継続して出ている。
